こんな疑問にお答えします。
結論はズバリ!!
ズバリ!! 塾講師のアルバイトはあまりオススメできません…!
私が経験した塾講師アルバイトは、時給1,300円です。
都市圏ではもっと高額な塾講師アルバイトの募集もありますが、地方だとこれくらいだと思います。
時給1,300円ならまあまあ割のいいバイトなんじゃないの?
もしかしたらこう思われた方もいらっしゃるかも知れません。
時給だけ見ると確かにそこまで悪い条件ではなさそうです。
それにもかかわらず、私が塾講師のアルバイトをオススメできない理由は大きく3つあります。
塾講師アルバイトのデメリット3選
理由1 シフトに入れる時間に制限がある
いくら時給が高いと言っても、働く時間が短ければ総収入は少なくなります。
多くの塾の場合、1コマ何分間と時間を区切って授業が行われます。
塾の規模や講師の数にもよりますが、
私の場合は、1コマ60分の授業を1日に2コマ×週2日です。
授業前後の15分間を含め1日2.5時間働いて日給3,200円くらいです。
1ヶ月の収入は、およそ3~3.5万円程度です。
こうみると、結構少ない印象ですよね…。
時給900円の居酒屋アルバイトを1日5時間、週4~5日する方がよほど稼げます。
理由2 勤務時間以外の前後の時間がある
指導するにあたって、事前の準備をするに越したことはないでしょう。
もちろん、
全部完璧に覚えてるよ!!
みたいな人は、そのような時間をとる必要はないかも知れません。
しかし、教材の内容を見直す時間や、場合によってはプリントを作成したり、内容をまとめてあげたり…なんてことが必要なこともあります。
私の場合、1コマ授業をするのに30~60分程度の準備の時間が必要です。
これらを加味すると、実質的な時給は上記よりも低くなります。
理由3 シフト調整の融通が効きにくい
多くの塾では、毎週決まった時間に決まった生徒を担当するため、シフトは固定制になります。
毎週同じ時間に決まった時間だけ働く、というわけですね。
自分が都合が悪い時には、生徒も休みして振替の授業を設定しないといけなかったり、代わりの先生に内容の引き継ぎをして授業をお願いしたり…
また、大学のテスト前だからと言って、授業が休みになることはありません。
最近では、テスト前には柔軟に対応してくれる塾もあるようですが、私の場合はテスト前もテスト期間中も通常通りの勤務をしていました。
その辺りの調整については、事前に確認しておきたいですね。
まとめ
塾講師アルバイトはこんな方におすすめ
- できるだけ短い時間で働きたい
- 生徒のために自分の時間を使っても苦じゃない
- 人に勉強を教えることが得意!好き!
いかがでしたか。
ここまで、私が塾講師アルバイトをオススメできない理由を述べてきました。
一方で楽しい瞬間や、やりがいを感じられる瞬間もたくさんあります。
生徒の話を聞きながら高校時代を懐かしんだり、生徒の成績が向上して進路の選択肢が増えたり、生徒や他の講師との関わりを通してコミュニケーションに自信がついたり。
アルバイトの募集はたくさんありますが、貴重な大学生の時間を有意義に過ごすためにも、しっかり考えて選びたいですよね。
「時給が高くて稼げそう!」「塾のアルバイト結構いいらしい!」のような話を耳にすることも多いと思いますが、いろいろな側面から自分の適性や環境を考慮して選ぶことが大切だと思います。